市名坂クラブにもボールを待てなくて迎えにいって、結果、手打ちになる団員が

多いです。他にもいろいろ要因があるかとは思いますが、管理人が購読している

メールマガジンにヒントがありましたのでご紹介します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■ご質問内容

>>息子二人、二年生、四年生が
>>少年野球チームに入り頑張っますが、伸び悩んでます。
>>
>>四年生はサード、二年生はセンターレギュラーです。
>>打てないのが弱点です
>>特に長男はボールを迎えに行く癖がついて、
>>手打ちで強い打球が全くありません。
>>治らず困ってます。

■回答

ボールを迎えに行ってしまうと体がピッチャー方向に流れるわけですから
どうしても最後は、手打ちになってしまいますよね。

ですが、ボールを迎えに行かずに待つことができれば手打ちも改善されてくるはずですので、

「なぜ、迎えにいってしまうのか?」

ここに重点をおいてお話しを進めさせていただきますね。

子どもたちがボールを迎えに行ってしまう大きな原因としては、

「股関節に体重を乗せることができていない」
というのが挙げられます。

バットを強く振るために、右打者であれば右股関節に体重を乗せ、
左股関節に体重を移動させてスイングしていくわけですが、

この「右股関節から左足股関節への体重移動」を多くの子どもたちが、

「右足から左足への体重移動」になっているケースが多いんです。

体の中心に近い股関節で体重移動ができれば体の左右へのブレが少ないのですが、

体の中心から遠くなる足で体重を受け止めてしまうと
左右へのブレが大きくなってしまいます。

ブレが大きい分、体がピッチャー側に突っ込み、

ボールを迎えにいっているような形になってしまうわけなんですね。

ですので、股関節での体重移動ができるようになることが理想なのですが、

「股関節で体重移動をしろ」と言ってもすぐにはできないと思います。

そこで、まずは「サイドステップ」で
股関節で体重を受け止める練習からはじめることをオススメします。

サイドステップのやり方としては、右足で地面を蹴り、左方向に飛び、
左足1本で着地します。

次に、そのまま左足で地面を蹴り、右方向に飛び、右足1本で着地します。

この動作の繰り返しです。

股関節で体重を受け止めることができたときには、
体がグラグラすることなく、足1本でもピタッと止まることができます。

10回ほど連続でピタッと止まることができてくると股関節での体重の受け止め方も

お子さん本人の中でわかってくると思うので、

その股関節の使い方を意識しながらバッティングの練習をしてもらうと、
ボールを迎えに行くことも改善されてくると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー