またまたメルマガから紹介します。あくまでこういう考えもあるんだ、と、とらえて頂ければ。
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■ご質問内容
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4年、2年、二人の息子が所属する14人で頑張っている野球チーム。
冬場のランニング練習メニューを教えていただけたらと思います。
下半身強化、体力づくりに重要な冬場の楽しいランニングや
トレーニングメニューをアドバイスお願いいたします。
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■回答
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まず、はじめにランニングの種類の中の、20分、30分と走り続けるランニングは、
ピッチャー育成を除いてはあまり必要のないことだと私は思います。
なぜなら、野球と言うスポーツは、「瞬発力」を求められる場面が多いからです。
守備にしても、
「100M先のボールに追いつくためではなく、10M先のボールをキャッチするために走るもの」
であり、
「10M先に飛んだ打球をいかに素早く動いてキャッチするか」
という『一瞬で大きな力を発揮する能力』を求められるわけです。
ですので、
小さな力を長く発揮する練習(長距離走)よりも
大きな力を瞬時に発揮する練習(短距離走)を、
メインに取り組んだ方が良いと思います。
走る距離についても塁間ほどの短い距離で十分だと思います。
短い距離を全力で走り、大きな力を瞬時に発揮できるよう練習させていきましょう。
子どもたちの競争意識を高めるためにチーム分けしてタイムを競わせたり、
ベースランニングでリレーで勝負させることも効果的だと思います。
ただ走らせるだけではなく、ゲーム性を持たせることで
子どもたちは自然と全力で取り組むことが多いですからね。
さらに、ただ前向きに走ることだけではなく、サイドステップをダッシュの途中で混ぜたり、
バック走や方向転換も取り入れるなど、メニューにバリエーションを持たせることで、
子どもたちも飽きずに楽しくランニングに取り組めると思いますよ!
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あまり走り込む必要ないなんて、こちらの方に怒られそうですが^_^;
日本は、走り込み=根性論がまだまだ抜けないような気がします。
しかし、夏場に長時間の試合もあったりするわけで、体力はつけなくてはならない。
そういう意味でも走り込みは大事と言う方もおります。
小学生の時期は成長痛も出てきますので、無理しない程度に、痛みが出たらストップが
原則でしょうか。